■リシャールボックス との出会い
それは、1998年、フランスワールドカップを観に行った時から始まりました。
この大会は日本代表が初出場する記念すべき大会でした。
当時、サッカークラブを経営していたということもあり、運よく決勝戦、準決勝のチケットを取ることができました。
その大会ではシダン有するフランスの自国優勝ということもあって、決勝戦後のパリは朝までお祭り騒ぎ。
シャンゼリゼ大通から凱旋門まで、大勢の人たちが集まり自国優勝を祝っていました。
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お土産を買おうと、ふと立ち寄った雑貨屋さんに見たこともない作品が展示してあったのです。
箱の中でフェラーリが修理している場面を再現したミニチュア模型。
これがリシャールボックスの最初の出会いです。
非常に高価でしたが、日本で見たことがない作品でしたので、帰りの荷物のことを考えずに即購入。
トランクいっぱいに詰め込んで持って帰ってきました。
それからは、私の部屋のメインインテリアとして、必ず一番景色の良い場所に展示されていました。
それから10年以上経った2010年の秋。
私に大きな事件が起こりました。
私の愛車のポルシェが盗まれてしまったのです。。。 |
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珍しい色、形ということで、非常に気に入って乗っていたのですが、盗まれてしまったのはもう戻ってきません。
悲しさというよりは、寂しさを感じていて、たまに出てくる写真を見るたびに、懐かしさを感じていたものです。
その冬、なぜかあのフェラーリの模型「リシャールボックス」が目に付きました。
10年以上、部屋に飾ってあった、当たり前の作品が目に留まり、気がつくといろいろ調べていました。
そしてあの作品が工場で大量生産されたものではなく、フランス人アーティストが手作りしていることがわかると、すぐに彼にアポイントを取ったのです。
翌月、パリでイベントをやるので、よかったらお話しましょう。とのことでしたので、即エアーを予約し、2011年1月にお会いすることに。
その後打ち合わせの結果、2月に代理店として販売をさせていただくこととなったのです。
そして、盗難にあったポルシェのことを話すと、「写真を送ってくれたらそれを作ってあげるよ」と。
私の中で何かが動き出しました。
そして2ヵ月後、フランスから作品が届いたのですが、ポルシェの作品を見た瞬間、感動で涙が出そうになりました。
今までの思い出、寂しさ、そしてこうして新しい形となって一緒にすごしていける嬉しさ。
これこそプライスレス、お金で買えない世界で一つだけの、そして私だけの宝物ができたのです。 |
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写真を眺めるしかなかった思い出が、こうして作品となることで、新しい命が生まれたような感動。
これはぜひ伝えたい。特に車に思い出がある方には、ぜひともこの感動を味わってほしい。と、このリシャールボックスの販売を通じでお届けしたいと考えております。
カスタムメイド> 「大切な思い出を作品に」
なにぶん、高額、納期2〜3ヶ月、前金、と非常に不便な条件が揃っております。
これらの条件が、日本で普及していない原因だと思っています。
しかしながら、作品クオリティーは間違いなく世界レベルの素晴らしい作品です。
もし機会がございましたら、作品を見ていただきご検討いただけたらと思っております。
作品が観て見たい方、また作品カタログをご希望の方は、お気軽にお問い合わせフォームからお申し込みください。
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